純血主義

志村真幸さんという方がお書きになった「日本犬の誕生ー純潔と選別の日本近代史」という本があります(2017年3月:勉誠出版)。

近頃、ロシアの大統領やらスケート選手やらのお名前とともに「秋田犬」がクローズ・アップされていますが、副題にある「純潔と選別の日本近代史」からもうかがえるように、純血種はたぶんに人工的なもの。しかも、「非国民」を選別し、抹殺していくような「意図」が見え隠れするするようで、少なくとも近代化、国民国家形成を推奨する考え方を象徴し、やがては「お国のために戦争へ」の導引とされたような…

(あのヒトラーのアーリア人主義を彷彿とさせる。また、安倍さんたちの価値観にも似ていますね)

江戸時代までは純粋性に拘る価値観は、この国にはなかったようです。また、動物というもの、やがては雑種になっていくという方が自然で、「純血種」というのは極めて不自然なのだそうです。

なぜ「純血」を希求する人たちが出てくるのか、そに理由は何なのか。
返って「人種」から離れてみることから得られることも多いのかもしれません。

真正なる「日本犬」の姿という考え方の不気味さ…

国民という名のアンドロイドに仕立て上げられてしまう前に、真摯に考えておくべきことのひとつです。

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