そんなに時間はありません

お金に働いてもらって、それだけで食っていけるほどの資産を持っているわけでもない僕らは、つまり「働く」しか能が無いわけです。喰っていくための最後の砦ともいえる。でも、その割には、その「働く」を甘くみていたし、手も抜いてきた…特に高度成長期な戦後日本しか知らない世代は「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とばかりに「楽して儲ける」を礼賛してきました。長い修行期間を経て、毎日が真剣勝負というような職種を選ぶ者が変わり者…「こつこつやる奴はごくろうさん。楽してもうけるスタイル」というわけです。

(20歳前後の世代には、見習うべき真面目な若者も少数ながら顕在化しているように思いますが)

一方、僕らは消費者としても「楽してもうけるスタイル」。要求は厳して365日、24時間で、安く、できるだけいいモノを、と要求し続ける。そして、その風潮の向こう側にあったのが「AI化」でした。

コンピュータに制御されたロボットなら、365日、24時間、風邪も引かずに働き続けます。汎用できれば設備投資も、それなりに廉価。いくつもの職種が職種ごと抹殺されてしまうのでしょう。全就業者が資産家の執事やメイドなどのサービス業種に就けるわけでもなく

資産もないのに、僕らは近く「働く」を失ってしまうのかもしれません。

ベーシックインカムの必要性って、国民の大半に生活保護が必要だっていうことなのかも。

初号機「みちびき」に加え来年には4機で準天頂衛星が運用されるとGPSの精度は誤差6cm。第5世代移動通信システムが普及すれば、間断ない大容量の通信が可能になり、これで自動車運転の無人化や農業機械や建築・土木な重機の無人化が可能になります。

そんなに時間はありません。

でも、あいかわらず制度設計は人間と人間が話しあいながらやっているわけですから、従前の時間はかかる…

公的なケアは間に合わないでしょう。やっぱり「備え」はセルフ・サービスなようです。

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