自分は選挙にはいかない

ある人が以前「自分は選挙には行かない」と話していたのを突然思い出した。彼は「社会と自分との距離をどうとるかっていうことや」と言っていた。
政治や社会問題のことを「自分にはわからない」と言って、「それっぽいわかったような顔をして話している人」をあざ笑うような態度を取る人もいる。
考えたくないと思うことはたくさんあるし、考えたくないときは考えなくていいと思うけど、商売ができたり、整備された道路を歩けたりするのはこの「国」があるからで、それと距離なんて取れるわけがない、距離を取るとしたら、どの国の領土でもない場所で電気や水道を全部自分で整えて自給自足の生活をするしかないと思うんだけど、そういうことじゃないのか。

村上 慧 著 「家を せおって 歩いた」より

村上さんは武蔵美卒の美術家。この本は「移住を生活する」として発泡スチロールの家を背負って各地を移住したその生活から、2014年からのおよそ1年間を切り取った、村上さんの(雑感を交えた)日記です。僕にとっては今年前半で最も示唆的な一冊になりました。

きょうは、横浜市長選挙の投票日ということで冒頭の一節を引用させていただきました。

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