お役所

ダメになるのは、ひとつに役所でしょう。人材不足だし、組織力は低下しているし、彼らは空間に縛られている。

空間に縛られるとは、自治体でいえば自治体と自治体の「境界」を超えては何もできないということだし「国」でいえば「国境」がそうです。例えば、日本語で書かれた違法ポルノ・サイトが、合衆国に国籍を持つ人によって運営され、ヨーロッパの国のどこかに都市にあったらどうするか。どう見ても「日本向け」なのに、それ、日本の警察が取り締まれますか…とか。実際に欧州のいくつかの国では、こうしたことが「人材派遣」で起こり、たとえば、危険な仕事を廉価で引き受けさせられた労働者がイタリアの現場で重傷を負っても、人材派遣会社はエストニアにあるので、満足な保証が受けられなくても、イタリアの政府はお為ごかしな対応しかできない。逆にいえば「国境」があるためにそういうことが正当化されてしまうという現実があります。
僕らはとっくに自治体と自治体の「境界」を超えて生活しています。ベッドタウンに暮らしてるということはそういうことでしょう。SNSを利用すれば簡単に国境を越えることができます。それなのに役所は境界の外に出てこないし、出てこようともしません。

そして、そのお役所が今は借金だらけ。「現代」という時代にそもそも適応した構造を持っていないのに、さらに(冒頭申し上げたように)人材不足だし、組織力は低下している。

税金は、これまでに支払った分も、これから支払う分もその大半が捨て扶持みたいなもんなんでしょう。でも、そのあたりをなんとかしようと悪戦苦闘するうちに世の中は暗転してしまう。それこそ「捨て扶持」だと思って諦めて、自分なりに来るべき時代に備えた方がいいのでしょう。頑張れば「オリンピック返上」には漕ぎ付けるかもしれませんが、それはそれで経済はガタガタ、国際的な信用も地に落ちて、引くも地獄、進むも地獄。そして、オリンピックは返上できても、お役人を返上できるわけじゃぁありませんからね。

僕は室町幕府を諦めて戦国時代を始めるしかないと思っています。

次の「惣無事令」が出るまでにどれくらいの時間がかかるのかはわかりませんが、それまで頼りになる役所はなく、さらにセルフ・サービスを余儀なくされるんだから「その準備を」等のが僕の考えです。

極端な話し、僕は「ゴミ捨て、どうしよう」などと考えたりしています。まずは回収業者さんに当たって、どのくらいの量をまとめれば引き取ってもらえるのか、その分量はご近所さん何世帯をまとめればまとまるのか…などと散歩の間に考え…一応、すでに業者さんの目星はつけてあります。

そのくらい僕はお役所を信用していません。とにかく、お役人の仕事は「やれないことを正当化する理由を考えること」が仕事、そういうことしか上手じゃないのです。

あの時、国費を散々使ってたくさん兵器をつくって、そのほとんどを破壊され敗戦し、でも、それを造ったメーカーは戦後数年で復活して今日に至るという…

また、そういうことが起こります。戦時国債がパアになったようなことも起こります。

忘れようとも、見ないふりをしても、現実になります。僕らは手探りでも戦国時代の始まりに備えるしかないのです。

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