近未来の実像を見据えた上で

無理して2020年に東京オリンピックを行う。もちろん、それは本来は福祉や災害復興に使われるべき国費が投入されての行い。立派な競技場を目の前に、被災地は荒廃し、高齢者の介護にも子育てにも「行政」からの支援はない。

原発事故の廃炉作業の停滞だけでなく、健康被害なども表面化してくる。無計画に一斉に走り始めている再開発計画は各地で共倒れになり、アスベスト被害による中皮腫なども全国で顕在化するようになる。

80年代末のバブル経済崩壊の後遺症でコインパーキングだらけになった市街地はそのまま、東京でも空き家は増え続け、大都市圏でも都心を離れれば「買い物」困難地域に。もちろん「郊外をや」つまり「電鉄開発」というビジネスモデルは崩壊する。タワーマンションも高い確率で廃墟だ。過当競争と補修負担が、この摩天楼を「バベルの塔」にしていく。

リーマンショックは大企業でさえブラック企業のような少人数での対応を就業者に強い、企業の生産力は落ちている。13億人という人口を抱える中国やインドに大量生産ではかなわない。人件費は高いのに日本の国民は1億人しかいないのだ。しかも減り始めている。

こういう国に国際的な投資を呼び込むのは難しく、国内の資本も海外に転戦していく…それなのに「成長戦略」かぁ。

僕には「騙り」や「詐欺」のように思えます。

ホントは、こういう近未来の実像を見据えた上で、そこかからリアリティのある希望を見出さなくてはならいのに。

僕らはどんな時代にも生きていかなくてはなりません。だから夢を見ているわけにはいかないのです。怖くたって目を開けて前を見なければ…

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