「自分」を発掘してやる

セルフ・サービスの第一歩は「裸の自分」を見つめ直すことでしょう。

ひとり一人は確実に個性的である僕ら。だから、すっぴんの僕らの「顔」は驚くほどに個別的で、立ち方も歩き方だって千差万別です。それなのに、工業生産的で故に集団生産的なマニュアル・レーバーに参加するために、学校や親たちが指導する「フツウ」に参加して今日に至る…だから、既存の職業の中から、自分のなりたいものを選ぶことを「夢」だと思い込まされてきた。

だからこそ、僕らは本当の僕らの適性を知らず、もちろん「裸の自分」を真剣に見つめようとしたこともない。そして、社会的なステイタスが高く、みんなが憧れてくれそうなら、自分の適性を詳細に査証することもなく、旅客機の客室乗務員やパイロットやアナウンサーを目指し、その上で、どこに行っても、マニュアルを覚えて慣れて「みんな」からハミ出さないように神経をとがらせてきた…

しかし、時代は急に「個性」を求め始めた。しかもAI(人工知能)は「覚えて慣れて」については、人類を凌駕する鉄人です。

「みんな」からハミ出さないように神経をとがらせるリスクだけが残って「覚えて慣れて」の技能については価値を失う…

そんな時代に、工業生産的で故に集団生産的なマニュアル・レーバーに参加することで生きてきた世代はどうしたらいいのか。

まずは、自分でさえ見失ってきた「自分」を見つめ直してやること。選択肢の中から人生を選ばなければならなかったからこそ見失ってきた「自分の個性」に着眼してやることです。これからの時代にイケそうな「資格」をリサーチする前に「プリミティブな自分の能力」を発掘してやることです。

正確に「プリミティブな自分の能力」を発掘してやることができれば「職能」は後からついてきます。

ある左官の親方が「とにかく俺は、壁を均等に塗っていると気持ちがいいんだ」と言っていらっしゃいました。左官なんて難しいものじゃない、俺は手から伝わってくる感覚が気持ちいいから、それを毎日やっているだけだともおしゃっていました。

たぶん、こういうことを指して「好きこそものの上手なれ」っていうんでしょう。
まずは、自分の「好きこそ」の発掘からです。

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