それは「病」か

最近の僕は「糖尿病」を「病」と定義していいのかなと思っています。糖尿病は「生活習慣病」とカテゴライズされるわけですが、個人的な生活習慣がどうあるかより「遺伝子のあり方に拠る」の方が要因として、はるかに大であるというのが最近の研究結果です。厳しい自然環境にいて滅多に食べ物を口にできなかった1万年以上昔のご先祖様が、その少ない食料から集約的に「糖分」を摂取するために進化した。その時のご先祖様の身体にしてみれば、こんなに楽チンに糖分の摂取が可能になるとは思いもよらず、故に摂取過多になってしまう。少なくとも「個人的」な「病」ではなく、アレルギーなどと同様に「体質」と理解した方がいい…

本格的な治療を受け始めて4年くらいかな。最近の僕は「糖尿病」を、そのように捉え直しています。

つまり「いかに直すか」ではなく「どう付き合っていくのか」

こうして考え方を転換するだけで、ずいぶん違います。実際「どんな薬を選ぶか」より「どういう食べ方をするか」だったりします。もちろん「体質」ですから個人差はありますが、僕の場合、「うどん」よりも「蕎麦」の方が血糖値が下がりにくく、HbA1cの数値で言えば、ラーメン続けて食っちゃった時の方が数値が悪く(HbA1c=即時の血糖ではなく、ある程度の長さの期間の血糖値の平均点みたいなもの、一定以上に高いと高血糖な状態が続いていたということになる)、これはよく言われることですが「夜中に夜食」はガツンと効く。逆に、少し食い過ぎたかなと思っても「昼間」なら、あまり影響しないなど…

このあたりのことを指して「生活習慣病」というのかもしれませんが、でも僕は「病」と捉えない方がいいのではないかと思うのです(「病」だと思っちゃうと治らないので治療にバテてしまいます)。

なにしろ、人間は「物語」から行動に出ますからね。頭にイメージを浮かべて、それを設計図に起こし、実際の建築物にしていくのと同じです。

僕ら人間は、思った以上に「物語」とともに生きています。「人間そのもの」が「物語」とも言えます。

だから「病」と定義するか。「体質」なのかは、大きな違いだったりすりするのです。

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