堅実な博打

まずは「みんな」を集めて、その集まりをマネージメントしてゆけなければ何事もできなかった時代は終わりつつあります。

僕の周辺でも冊子やポスターなどの印刷物の作成はDTP。Web関係にも簡単で、その上、デザイン性豊かな仕上がりを生んでくれるソフトはありますし、印刷発注に営業さんに間に入ってもらう必要もなく、最近は「まさかそこまでは」と思っていた「インタビューのテープ起こし」をやってくれる廉価なソフトもあります。DTM(Desk Top Music=デスクトップミュージック)も同様。よほどのことがなければ作曲家に依頼しなくてもたいていの楽曲を仕上げてしまうことができます。楽器なんかできなくてもOKです。
何かのイベントをつくるんでも、レンタル機材屋さん、スタッフ派遣会社が都合よく現場を組んでくれますので、そのためのプロデューサーさんやディレクターさんにお願いをし、コミュニケーションに苦労する必要もありません。舞台などの演目があったら、自分でキャスティングをすればいわけです。

僕が仕事を始めた頃は、こうした表現活動に才を発揮する前にまず「スタッフみんなをまとめる」技術が問われました。しかも、集団で創るわけですから、大なり小なり、最初に描いたイメージ通りにはいかなくなるのが常でした。
でも、今は違います。一人で突っ走ればいいのです。
もちろん素人が才能もあり研鑽も積んでいるバイオリニストにかなうわけはありません。ただ、コンピュータが補完してくれる範囲で、技術や経験がなくてもイケる分野はあるのです。もちろん、一人あるいは少人数で行けます。エンジニアさんの知り合いがいなくてもミュージシャンだけでイケます。それほどに機材の操作性は易化しました。

インターネットがインフラとして汎用された今、レコード会社や出版社、新聞社を通さずとも、いわゆる「産直」も可能です。
こういう時代になったんだから、行ける人は行けばいいと思っています。

「ダメもと」で、まずやってみることでしょう。今は、やってみるのに「大きな資本を投下する」必要もありません。

トライする勇気と、何度失敗してもトライし続けられる忍耐力。案外「才能」は関係ありません。…というより、それを見つけられれば誰にも「才能」はあるもの。要は「活かし方」です。

どうしようと悩んでいる時間を使って始めてみてはいかがでしょう。灯台下暗しに宝の山があるかもしれません。

投資するのは「時間」だけ。博打にしては堅実な方だと思います。

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