認識を改めるのは「ここ」から

銀行の融資担当者や不動産ディーラーなど、702種の職業が、今後10年で消え、今後10〜20年で、アメリカ合衆国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという論文を執筆したのはオックスフォード大学でAIなどの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授です。
10年後といえば現在55歳の僕が65歳になる頃。従来通りなら定年退職して年金生活者ですが、ご承知のように年金で暮らしていくのは、ほぼ不可能でしょう。それなのに、労働市場の国際化だけでなく、AIらによる無人化です。年老いた労働者になっている僕がマニュアル・レーバーにありつけるとは思えず、オズボーン准教授の推測に拠れば、たとえ、それが国家資格であっても「士業」で食っていくのも難しくなっているでしょう。

AIがついてこれない域での手業を持つか(とはいえ、たいていの歯科技工士さんはAI搭載のレーザー加工におよばない。つまり、かなりのハイレベルな手業です)。万人をうならせるようなアイディアを捻り出せるか、同様の作品を作り出せるか…

ホントかよ…

でもね。「なんとかなるさ」と「今の自分」を放置しない方がいいとは思っています。

それで僕は55歳になって、新しいチャレンジです。
もう数年前から準備は始めています。本格的な転換期を来年からの3年間に定めています。
全ては仮説ですから、上手くいくかどうかはわかりませんが、そのときになって「わかっていたのに」と後悔だけはしたくないと思っています。

食っていくもさることながら、メンタル・ヘルスにも留意して自分と社会のつながり方をリノベーションしたいとも思っています。たぶん収入はある意味で「社会評価」でもありますから、1本に絞るのではなく、複数の評価軸=収入源を持つべきだと思っています。
僕の場合、関心事は「街」だし、これまでの職歴も「街」に関わるものです。これを再開発に関わるコーディネーターやプランナーのような「ひとつの職種」に集約してしまうのではなく、「街」をもっと文化的に捉えて、新しい収入源を模索いてみようと思っています。

(美大に進んだのに、この20年は法学部、経済学部出身者のようでしたから)

収入のあり方も行政や再開発組合などのクライアントからのものにとよるのではなく、もっと別のあり方を模索して、直接消費者と見えるなど、複数の入り口を持つようにしたいと思っています。

さて…

工業生産時代に育った僕らは、例えば「資格をとる」という具体的な像が確立されていて、それを目標に「必要な情報」を記憶していく…というタイプの「努力の仕方」については、まぁまぁ得意です。努力の継続も「資格をとるという具体的な像」があったればこそのものです。でも、これからは自ら世間にリサーチをかけて、自分で仕事のメージをつくるところからが将来設計でしょう。たぶん、職業名詞は後からついてくるものです(職業が確立され、ノウハウが確立されていれば、たぶん、その分野にはAIが進出してきます)。

認識を改めるのは「ここ」からです。難しい…迷いながら職業のイメージを確立するだけで数年以上がかかるでしょう。何事も与えられた選択肢から撰び取ることが全てだと思ってきた僕らには、その数年がストレスフルでしょう。

でも、行かなきゃ。

僕らは時代の子ですからね。時計の針を元に戻すことはできないし、手をこまねいていれば時代に翻弄されるだけです。

いずれにせよ、オリンピックバブルが弾ける前に着手した方がいい。高い確率でハイパー・インフレですからね。

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