言い得て妙

もう4年以上前の記事になりますか。2012年の2月12日 J-CASTニュースにこんなリードから始まる記事が掲載されていました。

「女は大学院に行くより、整形した方が幸せになれる」―こんなツイートがネット上で話題になっている。男女雇用機会均等法が制定されて以来、多くの女性は学を付けてキャリアウーマンを目指すようになったが、ここに来て女性の気持ちが変化しているのだろうか。

その記事、賛成する人は「学歴があっても見た目の美しさには勝てない」という思い、反対する人は「整形すること自体が悪」という思いがあるようだ。と結ばれているんですが、僕は「大学院」と「整形手術」が天秤にかかるという、そうした評価軸が設定されていること自体に「ああ、言い得て妙だな」と思いました。

学歴っていうのは、ずっとインフレ傾向にあって、いまやかなりの名門大学でも、簡単な面接だけで入れちゃうようなところがあって、僕らが現役で大学入学を目指していた頃と比較しても、今は、はるかに「広き門」。大学院だって「誰でも」とは言いませんが、学費納められれば「入れる」みたいな手軽さが出てきたことは否めない事実です。

しかしながら、その「広き門」にも関わらず、文部科学省の学校基本調査によると、大学院に入学する女性は2006年の約2万8300人をピークに減少傾向にあり、2011年には微減ながら2万8000人を割り込んでいる。4年生大学の学部・大学院を合わせた入学者総数は、2001年=約103万人だったものが、2011年には約120万人に増加しているというのに、女性の進学率は落ちているというわけです。

(ちなみに法科大学院も半数以上で定員割れだそうですし、募集停止のところも少なくありません。これも、仮に弁護士になれても「食ってくの、大変らしい」ということがバレてきちゃっていることに拠るんでしょう。大学院出たからって、研究職なりキュレーターみたいな専門職になるのは大変。ビジネスの世界でだってMBAを持ってるかどうかよりは、結果が出せるかどうかなんでしょう。)

つまり、あえて大学院行く意味ないじゃん という感じなんだと思います。

イマドキ、美人か美人じゃないかなんて、男がバカなんですが、確かに、整形も、それなりの効力を発揮する場面もあるんでしょう。

いずれにせよ

整形手術を受けるか受けないかと大学院に行くのか、行かないかが天秤にかかることにリアリティがあるのが「今様」ってことなんでしょう。

でも、わかるような気がします。

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