来年の8月

震災前までは「リサイクルの優等生」とされていた横浜市の下水汚泥焼却灰。下水汚泥とは排水処理や下水処理の各過程で、沈殿またはろ過等により取り除かれる泥状の物質。容積比で下水の5〜8%はこの汚泥なんだそうですが、これを焼いてカラカラにしてセメント原料や土木工事の改良土に利用する。そういう方法でほぼ100%のリサイクに成功していたというわけです。

ところが、この汚泥が「あの日」から放射能に汚染されるようになった…

ピークだった2011年には、横浜市北部汚泥資源化センターで1キロ当たり13、056ベクレルの放射性セシウムを計測。南部の同施設でも6、468ベクレルを記録しています。

で、現在、焼却処理された汚泥は行き場を失って、南北(鶴見区と金沢区)の泥資源化センターに積まれている。ゆうにコンテナ2、000基にはなるそうです。
当然、セメント会社は引き取りを拒否。でも来年の3月で貯蔵限界…。困った横浜市役所は(専門家による安全性評価を踏まえたうえでだが、廃棄物処分場への埋め立て、つまり「海へ」という解決策を取ろうとしたわけです。でも、まずはミナトで働く港湾業者が猛反発(当然ですけれど)。市長も謝っちゃったと(きっと、お役人は頑張って欲しかったんでしょうし、明確に「謝る」のはやめてと思ったんでしょうが)。

でも、反対の声は治らない。2013年8月には港湾業者や地元町内会、市民グループ、漁協支部などが一堂に会して「港の安全を守る連携懇談会」が発足。で、今度の市長選(2017年8月)に向けて運動を展開中というわけです。

たぶん、このことがヨコハマの「豊洲」問題です。貯蔵限界を超えてもオロオロしているだけという感じが明らかになるタイミングで「キャンペーン」でしょう。

これに畳み掛けるように戸塚駅西口のホントは1000億円以上の損失を抱えている戸塚駅西口再開発の問題や、見切り発車もいいところの横浜駅西口の再開発、相鉄線延伸がオリンピックに間に合わず…などなど、あらゆる「トンデモナイ」を合唱させて…かな。

確かに来年8月の市長選。タイミングではありますが、ターゲットは市長ではなく、伏魔殿の方ですからね。仕掛ける側は、ぐーの音も出なくなるような波状攻撃で行くんだと思います。

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