彼はアメリカの大統領

僕には、当選が決まった瞬間のトランプ氏の顔は「当惑」と映りました。少なくとも「勝利の喜び」という顔ではなかった…

ニューディール政策のように公共事業で就業を確保するというのに「大規模減税」。これ、実際にやるとなったら「言えない」公約でしょう。
池上さんの番組でインタビューに応えていたアミテージ氏が、冒頭「あんな男を大統領に選んでしまったことをアメリカ国民の一人としてお詫びする」からは入ったことにも驚きましたし、どなただったか、やはりアメリカ政府の高官だった方が「彼に『同盟』という概念があるかどうか」とおっしゃっていたことにもびっくりしました。

彼は実は戦略的だ。毒舌も戦術なんだという意見もありますが、彼の政権を担う敏腕スタッフはゼロ。あれだけ共和党を怒らせてしまったんだから、アミテージ氏がおっしゃっていた通り「これから集める」もなかなか難しいのでしょう。「サシで話し合えば」が全く効かない「政府vs政府」の話し合いをまとめられるんでしょうか。

しかも、若者の大半は対立候補に投票し、しかもポスト工業生産時代を担う人材こそが、カナダをはじめ国外に流出し、彼の支持者は工業生産時代の暮らしぶりを温存したい人々。安くて性能のいい外国製品を輸入することはできず、そのことによって外国とはもめる。外国ともめるだけじゃなくて、外国に実害を与えていくのでしう。

でも公約を反故にすれば、彼の支持者こそ力づくで出てくるでしょう。トランプタワーの前にトラック並べても、あれだけの銃大国、市井にだってスナイパーはいるはずです。

とにかく、矛盾だらけのことを言って当選してしまったし、彼には外交の経験もなければ、名うての官僚を束ねていく経験も、右腕となる敏腕スタッフもない。

でも彼は超大国「アメリカ合衆国」の大統領。

世界中がたぶんダッチロールでしょう。何もないわけはない。墜落してしまうかもしれない。
彼が「実は戦略家」だったとしても、彼は、ビジネス上の駆け引きとしてハッタリをかますとは別次元にある「大統領の公約」に縛られます。

東京オリンピックまで保たないかもしれませんね。
ちょっと必死になっておいたほうがいいかもしれません。

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