ヘリコプターマネー

ヘリコプターから市中に現金をばらまくように(直接的に)マネーサプライを大幅に増やす景気対策のことを「ヘリコプターマネー」というそうです。安倍さんの、今度の28兆円を超える大型(に過ぎる)経済対策や日銀の追加の金融緩和政策などがこれにあたるようです。

わが国の1930年代。高橋是清氏が大蔵大臣として再登場し、日銀が直接、国債を買い入れ、それを元手に政府が農村での公共事業にお金をばらまいて、確かに一時は日本経済も回復基調に乗るわけですが、軍部が同じ方法での軍事費増大を要求し、政府の財政赤字は膨らみ続け、そして

敗戦直後のハイパーインフレにつながったのは周知のとおりだ。(週刊アエラ 2016.8/8 vol.29 63頁)

これが、うちのひいばあちゃんが「死ぬかと思った」という、あの「終戦直後」の惨状です。

(美輪明宏さんは、あの惨状を「あの時は、どんなにお金を持っているより白い握り飯をふたつ持っていた方が金持ちなの」とスケッチされ、あの時代は「日本人全体を少し卑しくした」ともおっしゃっていました)

これから2020年の東京オリンピックに向けて、日本経済は少し回復基調に向かっているようにみえるようになるのかもしれません。それが「日銀が直接、国債を買い入れ、それを元手に政府が農村での公共事業にお金をばらまいて」というところです。そして、その次はハイパーインフレ。次の世界大戦で戦勝国側に加わることができても多少のモラトリアムが効くくらいでしょう。

もちろん、いくらヘリコプターから金を撒いても、「上」で留保されるだけで市井には効かない可能性もあります。いずれにせよ、もし、マスコミが「景気回復」を謳うようでも浮かれないことでしょう。真面目にハイパーインフレの時代に備えるべきです。

高齢で後継者を育て損ねている自民党の先生方の大半は長くとも、この10年でしょう。公明党さんも10年の内にはひとつの時代を終えるはずです。つまり、彼らは「近年」に美味い汁を吸わせれば、ハイパーインフレの時代には逃げおうせることができる…そして、民主主義の多数は、そのことに気づいていないのです。

繰り返します。不時着に備えよ。Brace for impact…

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