ひいばあちゃんのホットケーキ

あの食うもんがない時代に、うちのひいばあちゃんはホットケーキ焼いて成功したわけです。
「直球勝負」的に考えたら、ちょっと無謀です。同じ食べ物でも「すいとん」とかね。そういう感じが常道だと思います。

もちろん「ホットケーキ」で理にかなっていることもあります。

原材料のホットケーキミックスの仕入れ先は「進駐軍の食堂」ですから、わが国のハイパーインフレからは治外法権。日に日に原材料費の高騰ということはなかったはずです(それなりに脚元は見られていたでしょうが、ひいばあちゃんは仕入れ先と彼のオンリーさん=愛人のために部屋を提供して、彼らを手懐けていたみたいです)。

でも、ホットケーキがなんで売れると判断したのか。そもそも、なんで敗戦直後に、うちのひいばあちゃんがホットケーキを知っていたのか…

(オフクロはせっかくチョコレートを貰っても、見たことない茶色い塊にずいぶん長い間、手が出せなかったそうです)

生命線は、そのあたりなんですが、そんなことを尋ねたことはないんですね。何しろ、ひいばあちゃんが亡くなったのは僕が中二の三学期でしたからね(それでもずいぶん長生きでしたけど)。

現代のホットケーキって何かな。
もしかしたら食べ物を含めて「モノ」じゃないのかもしれませんね。

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