自助できる能力

僕は6年前に「脳出血」でぶっ倒れたわけですが、この「脳出血」や脳梗塞、くも膜下出血などの脳卒中系の専門医の方が一人もいらっしゃらない「地域」がある…サミットの議長国にもなるわが国なのに、案外、珍しい話しではありません。
僕は幸いにして政令指定都市の横浜市民でしたから「脳血管医療センター」という専門病院に担ぎ込まれましたが、そのセンターも人手不足から半分は閉鎖され、貧すれば鈍するで、当時は「内紛」の状態にあり、僕に止血剤を投与してくれた先生は1週間もせずに退職され、意識を取り戻してから香盤表をみると一人の先生が何役もを兼務する状態にありました。
そういう状態ですから「引き継ぎ/連絡」はボロボロで、まだ車椅子生活だった僕が初めて自分の脚で歩いて移動せよと命ぜられたのが「風呂場」でした。もちろん、リハビリの歩行訓練も「まだ」の状態でです。ホントに怖かった…でも、当時の僕は文句を言おうにも、うまくしゃべることができませんでしt。

産婦人科医の方や小児科医の方も同様、そういう真空地帯が、先進国とされる この国に たくさんある…信じたくないけれど 事実なようです。

たぶん、病院も地域のみなさんでつくったNPOが経営するなんていうことがスタンダードになる時代が「すぐそこ」なんだと思います。考えてみれば「鉄道」の方では廃線が決まったJR路線を地元のみなさんが 第三セクターなどで延命させることがすでに地方ではスタンダードです。

そして、今や 大都市でさえ、ちょっとでも中心からずれれば立派な「地方」。次の東京オリンピックが終わり、団塊の世代のみなさんが後期高齢者になる頃には、ご近所でNPOでもつくらない限り「病院がない」なんてことにもなりかねない…けっこうリアルな予測だと思います。

この国は縮んでいるのに成長戦略。アフファルトの道が湖に張った薄氷になっても、まだまだF1カーで突っ走ろうとしているようなもの。とんでもないことになるのは必須です。

要望だけ出して待っていてもダメです。もちろん、政府や自治体は無責任のそしりは免れないでしょうが、責任はどうあれ、そこに現実はあるわけです。
とにかく自助できる能力を身につけるべきです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中