危なっかしい道

お金は回ってきているような気がします。
研究助成やテレビ番組の制作費など、なんとなく「羽振りがいい感じ」が伝わってくるのです。
それにしても街場の消費者を相手にしている吉野家さんやUNIQLOさんは低価格戦略です。webサイトを当たっていたらこんな記述もありました。

内閣府・仕事と生活の調和推進室が発行している「カエル! ジャパン通信 Vol.2」には、「2002年の山田昌弘中央大学教授の調査によると、東京では、未婚女性(25~34歳)の40%が年収600万円以上の男性との結婚を望んでいます。しかし、未婚男性(25~34歳)のうち、実際に年収が600万円以上なのはわずか3.5%でした」と記されています。

やはり「日銀が市中にお金をバラ撒けば、やがては国民全体の収入が上昇する」式の考え方は過去のものなようです。
これからはさらに「無人化」が進んでいくだろう世の中で、いくらお金が回っても、マニュアル・レーバーは叩かれ、求人は増えない。仮に知価(情報)生産にニーズが増えても、そのオーダーに応えられる人は小数…
雑誌づくりだってDTPの汎用で、ほんとに少人数で賄えるようになりましたし、塚本晋也監督のように数人のクルーで1本映画撮っちゃうよな方も珍しかはありません。つまり、隆盛な業界が現れても量としての就業機会は増えていかないのです。

このことは羽振りのいい人とそうでない人のコントラストが効き、しかも「羽振りのいい人」が小数な現状とも合致します。

ものの値段は上がるが給料は上がらず、就業は不安定…アベノミクスは、時代の変化を念頭に置かず、ひたすら「過去には効いた振興策」をそのまま繰り返しているだけなのに、それを過去のものだと思えない高齢者が、まだ安部さんたちを支持しているというのがこの国の「今」です。

これで潰れないわけがありません。

いつ「潰れるのか」は僕にも明確に判りませんが、近いうちに、僕らは「国破れて山河あり」からのやり直しになるのだと思います。
知価(情報)生産に可能性が見出せる方は、ぜひそちらにチャレンジしてみてください。アートやデザイン、クラフトワークや技能などにチャレンジできる方も積極的にその道にトライしてみてください。

これまでの常識に照らせば「危なっかしい道」の方に可能性があるかもしれません。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中