街場セレブ

王将の餃子も「手づくり」やめていくようですが、チェーン店なマスの飲食店は、これからもこの方向に合理化されていくのでしょうし、何度か書かせていただいているように、スタバやドトール・コーヒーのカウンターからは「人」が消えていくのでしょう。

インフレと少子高齢化とAIやロボットの発達がそうさせていくのだと思います。

「手でつくった餃子」は、ある種の贅沢品になり、そういうものを欲するのなら、それなりの収入を「確保せい」ということになるのだと思います。

野菜なんかも大規模に「空きビル」化した再開発地で人工灯で水栽培されたようなものが汎用されるようになり、丹精込めて畑でつくられたものは高級品になっていくのでしょう。

(すでに、大手の量販店の店頭に並ぶ野菜と、有機・無農薬、すなわち少産につくられた野菜との間には、そういう関係がありますね)

本来、カジュアルでコージーなはずの街場の中華屋さんは、おの店が個人店であり、ご主人が鍋を振っているだけで、ある種の高級店。トゥール・ダルジャンやロブションみたいな店とは違うのかもしれないけれど「ちょっと贅沢」になるんでしょう。

昨今、郊外店になると吉野家さんでもボックス席の方が面積が広く、休日は親子連れが楽しそうに食事をしています。僕が若い頃は、完璧にガテン飯で女性は入りにくいとまでいわれた吉野家さんも今は昔の話。今は立派なイベント飯です。
たぶん、昔ながらの街場飯、Tシャツや頒布のバッグでも少産なものならば、それでもうプレミアになっちゃうんでしょう。逆に言えば吉野家さんでさえ、一人で千円使える時代です。

なんていうのかなぁ、街場セレブっていうのか。手づくりを身の回りに集められる人はマレで、たいていは、もっとプラスチックなものを食わされ、身につけさせられていくんでしょう。そして、こういった格差は、医療や介護の現場にも出てくるのだと思います。

うちのオヤジは自宅で寝たきりになり、自宅で亡くなりましたが、そういうことが、この上もなく贅沢に感じられる時代になるんでしょう。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中