国民固有の権利である

実際の「お役所の仕事」をするのは政治家ではなく、お役人です。政治家は、むしろ「号令をかける」係に過ぎません。もちろん、ちゃんとやっているかどうかをWATCHする係でもあるでしょう。でも「お役所の仕事をする」人ではないのです。

憲法15条にはこうあります。

公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

でも、僕らは「公務員を選定し、及びこれを罷免する」選挙をやっているのかな。

一般的な公務員の数が大量で、その採用試験に一般的な市民が絡むことが難しいなら、せめて局長さんとか、部長さんとか、そういう幹部の方だけでも「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」に即した方がよいのではないでしょうか。市井の一般市民にその実力があるかどうかはわかりませんが、憲法に書いてあることに準ずるなら、そうなるように思います。

それとも、現況の政治家、つまり「議員さんたち」に権限に充分な人事権があるんでしょうか。僕は、閣僚など政府の役職者に限っても、実質的にいってどの程度の人事権があるのか疑問ですが。

僕らは大きな勘違いをしているんじゃないでしょうか。
実際の「お役所の仕事」をするのは政治家ではなく、お役人だということをいうことをちゃんと理解しているのかどうか、僕らは「お役人」を選ぶ選挙を行っているのかどうか。

何事も画一的な工業生産時代で、みんなが標準世帯というなら、人事異動で専門家でもない担当者が回ってきても、なんとか事は片づいた(片づいた気になっていたし、世間もそれを許していた)のかもしれません。でも、実際の市井のオーダーは千差万別。それも複雑化、高度化していっている。それに原発事故のことをはじめ、僕らは未曾有のことにも直面している…

その時代に、僕らの理解は現状のままでいいんでしょうか。

上手くハメられているようでもあるかな。

お役人、「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」は嫌でしょうからね。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中