今は昔の話し

あの頃…根岸のドルフィンは山手のドルフィンで、恋人はサンタクロースだったのです。
でも、その恋人はリストラに遭うかもしれないし、その後の時代はオウムのテロを経験し、阪神淡路、中越、そして3・11など連続して大災害を経験し、遠い昔のことだと思っていた戦争、徴兵制が現実味を帯びるようにもなってきました。

現在を生きる「あの頃の聴衆」は山手のドルフィンにもう夢を見ないし、見てもあの頃を懐かしんだ夢。そして現在の若い世代は、あの頃の時代を知りません。

ユーミンの楽曲は、音符のひとつ、歌詞の一字も変わらないし(変わるわけがないし)、あの頃の録音のアレンジも、もちろんそのままなのに、彼女を取り巻く時代の空気が変わってしまったのです。

ときどき、ユーミンの楽曲って、こんなに悲しかったかなと思いますが、それは、こちらの気分に拠るものでしょう。

あの頃、生活はおいしかったのです。生きていくことにそんなに深刻になる必要もなかったのです。

今は昔の話しです。

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