横浜みどり税

「市域の緑の減少に歯止めをかけ、緑豊かなまち横浜を次世代に継承するために」ということで、平成21年度(2009)年から「横浜みどり税」という新税の徴収を始めています。横浜市役所のHPにある税収規模は約24億円。すでに7年が経過していますから168億円が歳入されたということです。

この税収のうち、最も多くの予算を割いている「樹林地を守る」取り組みについては「緑地保全制度による樹林地の指定に注力してきた」ということです。でも、つまり、これは「指定」です。巨額な整備費を必要とする公園をつくったわけではありません。確かに、指定されるとその土地の樹林を伐採したり、住居やマンションなどを建てたりすることはできなくなり、固定資産税の減免や、樹林地を維持管理する作業費用の一部を市が助成する制度が適用されますが、この補填や原資にお金が必要だったとして、いったいいくら必要だったのでしょう。

一応、大学院で公共政策学を学びましたが、そのツジツマがわかりません。

10年間の時限付きの税金(ホントウはもっと短期だったんですが延長が議決されました)で、これからは「みなとみらい地区」などに緑や花を増やすことになっており、先行する山下公園では「赤い靴はいてた女の子像」の回りに花壇が作られているんだそうですが、その花壇の整備にどのくらいのお金がかかるのでしょう。

横浜みどり税を徴収するときに発表された「みどりアップ計画」には一般財源からの支出もあって、最初の5年間で、事業費500億円を超える取り組みが展開されたということになっています。

このことと、横浜市役所の「子育て支援」策の現状とを重ねて、横浜市役所はどういう説明をするのでしょう。

環境のためだといえば文句も言えまい。企業のためになれば殖産興業・就業の確保だと…

なんだか卑怯だなという気もします。

ここ数年、折をみてはオフクロを説得しています。ヨコハマの三代目。知己も友だちもこの街に集約しているオフクロに酷い気もしますが、彼女にとっても馴染みのある土地が他に無いではありません。もう、ひいばあちゃんも、じいちゃんもばあちゃんもいないんだし、いつまでも泥舟に乗せておくわけにもいきませからね。

僕らの生活は、案外、自治体に拠っています。空気のような存在なので気がつきませんが、無くなれば窒息します。
僕が子どもの頃には考えてもみませんでしたが、今は、現実的な「懸念」です。

猶予期間はあと何年あるのかな。急がねば。

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