風が吹いてくる場所

まだベルリンに壁があった頃。あの街では、パンクがたんなるファッションではなく、出口の無い若者たちが、自分たちをそうした状況に追い込んだ大人たに抗議するために自ら命を粗末にする「アクション」で、それ故に病弱なことがクールでした。
クリスチアーナ Fのスティディな人はなんっていう名前だったかな。HIROSHIMAっていう楽曲を唄ってた。アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンなんていうバンドも、たぶん日本みたいな国では絶対に出現しない音楽を奏でていました。

そして、今以上に、あの街はレインボーな街でした。

まだベルリンに壁があった頃。そこは確かに「命がけ」な街だったけれど、世界中のどこよりも自由な風が吹いていました。

汚れた洗濯物を「東側」に輸出し、東側の安い賃金で洗って、そして輸入するなんて小商いもありました。いったい誰に向けて売ってるんだか判らない「浮世絵」画商もいました。

確かにベルリンから「壁」は無くなりましたが、逆に世界中が無言の壁で覆われてしまったようでもあります。

でも人間に100%は不可能です。数%は例外の余地があります。

感覚を研ぎ澄ませば、きっと風が吹いてくる場所があるはずです。
もう、その場所を見つけているのかもしれませんし…

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