「あとは余暇」という考え方

東京の下町でも、地元では「川向こう」といわれる墨東(隅田川の東)や足立や北区になると、あの大空襲が焼き尽くした地域だったこともあって、案外「東京初代」の方が大半で、ご高齢になられた方も少なくないのが現状です。

そうした町に、傍目からみているとどうして経営が成り立っているのかわからないような、手も入れられていない喫茶店やスナックがあったりします。
そうしたお店のたいていは、ご高齢の経営者が一人で経営されていて、同世代の方の「常連さん」の溜まり場になっているケースが大半で、その「常連さん」のたいていが地方から東京に出てこられた「東京初代」の方。さらに、その多くの方が「独居」で、それ故に、毎日「溜まり場」に集まってくるというわけです。

「昼カラ」の騒音被害も訴状にあがりつつありますが、それだけ、毎日、暗いスナックで昼間からカラオケをがなっている孤独な高齢者がいらっしゃるということでもある…彼らは健康であるが故に行政からもほとんど無関心に捨て置かれているのでしょう。何だか切なくもなります。

現在、こうしたお店にいらっしゃるご高齢者は70歳代後半から80歳代。いわゆる戦中派。戦争があったせいもあって団塊の世代に比較すれば少数派です。しかしながら、その団塊の世代は3年間でおよそ806万人が生まれ、その大半が大都市に集中している…

場末の喫茶店やスナックでは収容できなくなるのは必定です。

僕は今55歳です。いましばらく時間があると思えるうちに準備を始めておきたいと思います。その時になってムシロ旗を掲げても行政にそうしたことに応える力が残っているかどうか。そもそも、これまでだって「要求して待っている」が功を奏した記憶などありません。

さてさて、乗るべきオオブネなどない時代です。与えられた「分担」仕事をこなしていれば「あとは余暇」という考え方は過去のものにしておいた方がよさそうです。

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