これからが

工業生産時代は、大量生産の時代でもありますから「均質化」が美徳でした。最大多数の最大幸福です。
学校教育もそうしたことが前提になりますから、この時代に育つと、それぞれの個性を個別に掌握するのではなく、個別な特徴を切るか無視して共通点だけを洗い出す考え方がスタンダード。そいういう考え方こそが万能で、つまり常識。そんなふうに理解されてしまいます。

でも、考えてみれば、平均的な日本人なんてどこにも存在しないのと同じで、仮にアンケート結果から最も平均的な消費者に向けて商品を供給しようとすると、誰にとっても「帯に短し襷に長し」な商品を供給するようになるというのがオチだったわけです。みんなが電気冷蔵庫というものを見たことがないといった普及期ならいざ知らず、本来、市場を構成する消費者は多種多様で、それぞれに個性的なはずですから、普及期が終われば、この方法は急速に色褪せてくいって自然なはずです。

つまり、「均質化」や「平均で考える」はずいぶん前に通用なんかしなくなっていた…と。

それを、就業確保なり、大きな再投資をすることなく企業の利益水準を維持するために、政策的にモラトリアムしてきていたんでしょう。そうしたら教育も「従来どおり」で済みますしね。

でも、いくらなんでも、もう無理かな。UNIQLOさんだってイージー・オーダーを始める時代です。

もう不惑過ぎちゃっている世代こそ、自分がモラトリアムの恩恵に浴してきた自覚すらないのかもしれませんが、それ故に、これからがたいへんなんだと思います。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中