店の名はライフ

店の名はライフ 自転車屋のとなり どんなに酔っても たどりつける

中島みゆきさんの「店の名はライフ」という楽曲(1977年)の冒頭はこんな歌詞で始まります。
最終電車を逃したと言ってはたむろする 一文無したち」がいて「三階は屋根裏 あやしげな運命論の行きどまり」「二階では徹夜でつづく恋愛論」という店。

この店が ある日…

いまや純喫茶 頭のきれそな二枚目マスター」「真直ぐな足のむすめ 銀のお盆を抱えて『いらっしゃませ』…」という店になる。

いま、横浜駅の西口あたりは、まさにこうした変化の只中にあります。
西口の北側。僕が高校生の頃はソープランド街だった場所は巨大な駐車場になり、ソープランドもあと一軒。確かに胡散臭いがあたたかい店のたいていはすでになく、残る味自慢のラーメン屋も、オリンピックに向けて再開発建物が完成していく中、地価に負けて撤退していくでしょう。
南側もビルの取り壊しが始まりました。回転ではないカジュアルなお寿司屋さんも、袖すり合うような飲み屋さんも、NHKの「ドキュメンタリー72時間」がとりあげたゲームセンターも、エロチックなDVDを売っているお店も、あと数年でしょう。

そして

いまや純喫茶 頭のきれそな二枚目マスター」「真直ぐな足のむすめ 銀のお盆を抱えて『いらっしゃませ』…」という街が現出する。

しかも、ヨコハマ旧都心にはかつての求心力はすでになく、そして少子高齢化。ほどなくして「頭のきれそな二枚目マスター」な街も、その巨大さ故にゴーストタウンのような街になっていくでしょう。

この胡散臭いヨコハマこそ「三階は屋根裏 あやしげな運命論の行きどまり」「二階では徹夜でつづく恋愛論」が似合う街なのに…

たぶんヨコハマの終わりの始まりです。

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