やっと及第点

一億総中流に乗り遅れまいと、みんなで「世間並み」をめざす時代は、さすがにもう終わりでしょう。その「中流家庭」に育った子どもたちこそ「中流」に嫌気して、その子どもたちのトップランナーはもう50歳代です。

ある人はハイカルチャーを目指して「ほどほど」を離れていくのでしょう。「ほどほど」に居ては暮らしていけないから「特権階級」か少なくともブルジョワジーを目指す。下から見上げていると、あそこにはなんとなく「安心」があるように思えます。
でも、あの世界に行くためには美しい作法を身につけなければ。「三歩半で行け」といわれれば、納得できなくとも三歩半で行かなければならない世界です。

そして「陰口」。

平安の昔からハイカルチャーな世間には、いわれのない陰口がつきものです。
なにしろ、椅子取りゲームの椅子は限られていますから、新人だろうがベテランだろうが有ること無いことで追い落とし。作法のゴリ押しも新人の参入を容易にしないためでしょう。

じゃぁ、気楽なロウカルチャー…といいたいところですが、こちらで居心地を確保するためには、かなりの「情報生産力」が要ります。ジャンルは様々ありますが、たぶん居心地を確保できるのは「第一人者」か、それに近似値的な能力を持つ人だけです。すでに村だろうが都市だろうが壁という壁は溶け始めてしまっているので、村一番の歌手では食っていけないのです。ロウカルチャー=飽きられたら終わりっていうところもありますからね。

(技能で行くならコンピュータとロボットが相手です)

とにかく厳しい時代です。
ちょっと前なら「そこまでやる必要はないだろう」というところでやっと及第点。生半ではありません。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中