世代間の不平等

申し訳ないけれど「振り込め」的な詐欺事件、印象に残るのは被害総額の「巨額」です。高度成長期の恩恵を受けながらすでに「老後」を迎えることができている世代は、庶民に至るまでそれなりの「蓄え」を持っているということなんだと思います。
JR各社が一泊=60万円〜80万円のゴージャス寝台列車を商品化しても予約も20倍以上。こちらの申込者の平均年齢は62歳だそうですから、団塊の世代前後までは「楽隠居」な感じなんでしょう。

でも、この国は長寿です。平均寿命で男性80.50歳、女性で86.83歳(ともに2014年の数値)にもなります。

1941(昭和16)年に1944(昭和19)年〜1945(昭和20)年の各都市の惨状、敗戦直後の混乱を予想できていれば、1941(昭和16)年のお金の使い方もそれなりになります。しかしながら、今の今しか計算に入れず、さしたる論拠もないのに、これ以上は悪くなるまいと決め込んでしまえば戦時体制のストレスも重なって消費は享楽的になります。

似ているなと思います。

高度成長期の恩恵に浴している世代の消費は明らかに享楽的。そして、企業は「あとのことは預かり知らぬ」とばかりに、その享楽的な消費を煽り立てます。

世代によっては、クルーズ・トレイン「ななつ星」なんて夢のまた夢という人たちがいます。その彼らが享楽消費によって破綻した高齢者に救いの手を差し伸べるでしょうか。
今年、戦後生まれの一期生たちが70歳に達し始めます。あと10年以内にはこういう意味でも世の中は殺伐としてくるでしょう。世代間には明らかに不平等があります。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中