だから怖い

安倍さんの家流に「一億」をトレード・マークにしているようです。江戸の盗賊が自分の犯行現場に残していく「名乗り札」のようなものです。

「進め一億火の玉だ」は満州五カ年計画と翼賛体制を主導し、東条内閣の商工大臣にもなった安倍さんのおじいちゃん=岸信介氏を象徴する「一億」。敗戦までには「一億一心」「一億玉砕」というスローガンもありました。敗戦直後「一億総懺悔」という言葉が流行りましたが、これはそれまでの「一億」をオチョグった戯言でしょう。
ちなみに、当時、7千万人くらいが総人口だった日本が「一億」を名乗ったのは朝鮮半島や台湾、南洋諸島などの租借地や委任統治領の人口を含んでのことでした。

「一億総中流」は、内閣府の行う「国民生活に関する世論調査」で「自らの生活程度を『中流』とした者」が8割を超えた1960年代末までを象徴する言葉です。安倍さんのおじいちゃんが、なぜだかA級戦犯だったのに正解に返り咲いて、そして首相にたのが1957年。60年安保があって、それから彼の弟さん(つまり安倍さんの大叔父)が首相を退任するのが1972年。だいたい、この間が一億総中流の時代。この次の時代が過度な東京への一極集中の是正を謳った田中角栄氏の「日本列島改造論」の時代です。

彼らが「一億」というとき「一億のそれぞれ」ではなく「画一的な一億」を目指すのが常です。家族は4人だし、みんなの家にテレビはなきゃいけないし、似合おうが似合うまいが、一億総「聖子ちゃんカット」は大歓迎です。そして、彼らのデザインどおりにしなければ非国民。でも国民になれば兵士か産業戦士にさせられるという…

でも、今も彼らは着々と準備を整えつつあります。

安倍さんのおじいちゃんや彼の弟さんは「確信犯」で、ある意味、任意性のある「巨悪」だったんだと思います。でも、議場での野次のクオリティを考えると安倍さんは、もっと無邪気で子どもじみています。

だから怖い…

今はマスメディアだけが世論の時代ではないし、彼らでさネットの中の世論については御しきれていないようです。そして「一億が火の玉」になることで生産性が向上する工業生産時代&マニュアル・レーバーな時代も終わりに近づいています。

そうでなければ、この状況はもっと不気味です。

クリスマス。華やぐ街にそう思います。

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