酔いがさめれば

まだまだ多くの人々が夢見るフィクションを求めています。例えば、最初から有りもしない「幻のヨコハマ」「幻のラーメン」。でも、その並々ならぬパワーが、僕が子どもの頃には見渡す限りのゴミ山だった埋立地を近未来な高層ビル群に塗り立ててゆきます。

多くの人々に夢を見させるコツを掴んでいる人が、また、新しいフィクションを描いてゆきます。ディズニーランドの次はユニバーサルスタジオです。

「国防」というのも、お金儲けある種のフィクションです。敵国の国民が自主的に自分たちを組織して私怨を理由に大挙してわが国に攻め込んでくることはありません。そんなことしたら、まず彼らは敵国で犯罪者になってしまいます。

でも、フィクションはお酒のように人々を酔わせます。日常に疲れた人々はすすんでフィクションに酔いもします。

そして酔いが深ければ深いほど、酔いがさめれば心身ともに打ちのめされたような気分になるものです。

フィクションとはそういうものです。

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