火焔土器

火焔土器…縄文中期を代表する土器というより「This is 縄文土器」の趣があるものです。

imgres大半が東北地方で出土。特に新潟県長岡市など信濃川流域、阿賀野川流域の福島県西部での出土が目立つ土器です。「火焔」といっているのはもちろん現代人で、ホントは何をかたどった文様なのかもわかっていません。ただ、利便性でいえば明らかに使いにくそうなので、実際の用途のためにというより、祭事などに使われたんじゃないかといわれています。

僕は、この土器が「曲がりなりにも道具だ」と考えるより「道具としての用途」を完全に外して考えちゃった方がいいんじゃないかと思っています。王のような権力者がいなかったとされる縄文社会の統合の象徴として玉座に「火焔土器」だけが置かれている感じ(その役目を「土偶」にさせた村もあった)…

最近になって、僕らは「持続的な社会の構築を」などといったりするようになりましたが、そんなこといったら縄文時代は1万2千年のサスティナブル社会を実現していたわけです。武器も持たず、ヒエラルキーもステイタスもなく、発達させた技術は文化に使い、殊更に長寿も目指さず、天然と生きる…

その高尚な社会を継続させたのが「玉座に土器」だったら、なおさらカッコイイなと、最近つくずくそう思うんです。

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