労働組合って国際的に連携していかないと、その存在意義を問われかねないですよね。だって日本の労働者の雇い主が日本の企業とは限らないから。
その一方で、日本人のためにある日本人のための組合っていうんじゃ、四面楚歌ですよね。それこそ「国際的な連携」には足かせでしょう。
キプロスの派遣会社のわけのわからない契約書にサインさせられた日本人が日本の企業で働いている…明らかに日産労組が会社側と団交って枠組みじゃないですよね。
…どこまで準備できてるんだろう。
ポスト・マニュアルレーバーな時代に適応できてる、つまり情報生産力がある人は「個人として弁護士立てて会社と争う」感じになっていて、たぶん、そっちは自然に移行できていくんでしょうが、本来、労働組合がケアしなきゃいけないような分野はどうなんでしょう。
でも、やっぱり「労組」って、明治を江戸幕府がいくようなもんなんでしょね。「これから」に対応しようと改革すればするほど「労組であること」が重荷になっていくんでしょう。
やっぱり工業生産時代の遺物かな。