見猿/言わ猿/聞か猿

11月21日放送の「NHKスペシャル 東日本大震災『追跡 原発事故のゴミ』」(NHK総合)。キャスター鎌田康さんのまとめのコメントです。

「たとえ国が基準を設けて、それを下回れば安全に処分ができるといっても、人々の放射性物質への不安はやはり根強いものがあります。誰も経験したことがない未知のゴミだからこその難しさがここにもあるのです。しかし、今回の取材で福島だけでなく東日本の広い範囲でゴミの処分が行き詰っている状況をみてきたとき、私たちひとりひとりが、この問題の当事者であり、その現実から目を背けることはできないことを思い知らされた気がいたします。いったい誰がどのようにゴミを引き受けるのか。これまでの方策の見直しを含めて議論を真剣に始めなければならない時期に来ているのではないでしょうか」

でもね。僕らは目を背けます。全く知らなかったのではなく、うすうす知っていて、知っているからこそ、それ以上見ないようにします。「見猿/言わ猿/聞か猿」です。
故に真剣な議論は始まりません。安倍内閣の延命もそういった「僕らの実態」の賜物でしょう。

つまり、こういう方向でことを促すより、別の方法を考えた方がいい…
そういうことなんだと思います。

ただ、ブラックぎみのアルバイトでも辞められず、今やゼミのコンパも開けず、試験すら受けられないという大学生のみなさんをはじめ、思い切り1980年代末あたりのバブル期に惚けぶりと高齢化の借金を背負わされているような世代のみなさんは違うかもしれません。

彼らの人生、「見猿/言わ猿/聞か猿」で乗り切れるような一生じゃぁないでしょうからね。

とにかく、何か助成したいな。

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