物語が崩れていく

物語が崩れていく…

各地に今も続く再開発な「ショッピング・モールという物語」にも限界が近づいているように思います。

例えばDONQさんのパン。何がどうしたのか…
神戸発祥の頃は知りませんが、まだまだ個人店ぽかった青山のお店の頃は遠い昔です。ぶん、モールへの出店によるテナント料なりロイヤリティなどが、まかないきれなくなってきているんじゃないでしょうか(パリからの初出店でも不動産経費の負担を嫌気して「ショッピング・モールを避ける」という判断をするお店もあります)。他にライバルがいなければいいんですが、今はパリの名店で修行された方が、ふっと街角に出店される時代です。技能でつくった看板をマスプロ化し、量販化したことも限界にきているのでしょう。あれだけの店舗を健康に動かす職人さんを育てることはやっぱり難しかったんだと思います(そういう意味では、茅乃舎さんなどにも嫌な予感貸します)。

いずれにせよ。こうもインフレが進むと「食」の分野だけでなく「物販」だってテナント料やロイヤリティは負担でしょう。店頭で品定めだけして、実際の購入は「無店舗のネット通販から」という時代です。メーカーにしても「無店舗」に卸した方が「卸値を叩かれなくて済む」のかもしれませんしね。

そして、コンビニは追撃してくる…廉価版と「ちょっと高級」とサンドイッチにしても二刀流ですし、彼らにはそのゆとりもあるでしょう。

共益床がたくさんあって、ストリートファニチャーなんかが豊かなところほど、テナント料なりロイヤリティは割高なはずですから、そういところから綻ろんでいくでしょう。

東京オリンピックまではインフレにふらないと予算が出ないはずですから、当分、状況が好転することはないでしょう。
これから造って、これから帳尻を合わせななければならないショッピング・モールは、1942年に就役し巨漢としては活躍することもなく1945年には撃沈された「戦艦大和」をつくっているようなことになるんだと思います。

でも「じゃぁ、中止」ということにはならない…

少子高齢化なのにタワーマンションがにょきにょきというのも同じことです。仮に中国の投資家が(部屋を)買ってくれても人は住みませんからね。
大都市都心は大変なことになると思います。

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