素 人

なぜ、そうなったのか…
シフトが異様に薄くなっちゃったのは少子高齢化に拠るんだと思います。でも、なんで自治体の職員にこうも専門家がいなくなっちゃったのか。その原因はよくわかりません。
一説には「一家言ある専門家は扱いにくいから」といわれていますが、それだけでもないような気がします。

そして、今は、ものすごく難しい仕事に、ぶっ飛びの素人担当者が当たります。

学生時代の学祭ぐらいの経験しかない経済学部出身の若者が文化行政を担当する…
小さな一戸建て住宅が建てられるか建てられないかの学識で、防災のための区画整理事業を行う…

僕は街づくり系の現場の事情しか知りませんが、高齢者ケアなど福祉的な分野でも同じような「驚き」の声と「ため息」を耳にします。

ヨコハマの都心部の開発などでは、資格を持たない看護婦さんが、適性の3分の1ぐらいの員数でが病床を回しているような感じで、状況は一触即発です。
そういう状態ですから、完成予想図は、どの専門家に見てもらっても「無理だ」といい。仮にできても、その再開発を行うからこそ周辺を空洞化させていくという感じ。
でも、市長さんはもとは自動車のセールスマンで、行政経験も議員経験もなし。お役人たちの話す言葉を理解するのでやっと。彼女をして素人なわけです。

僕はヨコハマのことほど他の都市のことを知りませんが、この感じが、日本全国に蔓延しているにではないかと思っています。
だって、なんだか被害者然としちゃってますけれど、一連の建物基礎工事連続不正の件。自治体の担当者が素人だから、上がってきた報告を字面だけ、しかもそれを鵜呑みにし、そして今般に至った…つまり自治体の責任は大なわけです。

話題になったヨコハマの案件。戦国時代の河岸干拓以来の田んぼの時代が長い土地柄で、河川と丘陵に挟まれた当該地はちょうど窪地になっていて、僕が子でもの頃にもちょくちょく水が出たところです。

許可を出す側が玄人なら、建設前から慎重になったはずです。

でも、そうはならなかった…、そして業界に不正が横行しているということは、許認可を与える側だって「ザル」だったということです。

なんで、こんな世の中ができちゃったんでしょう。
労働の質を問わないマニュアル・レーバーな時代の弊害でしょうか。

後悔先に立たずの時代を迎えるのは、そう遠いことではなさそうです。

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