自明の理

「あなたは何ができる人ですか?」という問いは、これからは「どんな結果が出せますか」と、ほぼ同義語です。
でも、何かの資格を持っていることが、すなわち「結果を出せる」の証拠にはなりませんし、マニュアル・レーバーに何十年の職歴をもっていても、そのことが求められている「結果を出す」に繋がる可能性は低いでしょう。

面接で、あなたをどう説明しましょう。もちろん、あなたが尽力した結果だとしてもそれが会社として行った業務なら、あなたの実績にはなりません。

僕らが目の前に突きつけられている「これから」は、至近に言えば、つまり、こういうことだと思います。

ビル清掃にも、建物警備にも、すでに「その道のプロ」がいます。
専門的にはなんのキャリアも持たない中高年が「これから」を目論んでも、彼らの力量、技量に追いつくのは不可能でしょう。

マニュアル・レーバーな事務職に無難さを求めたのも今は昔。日本人に求められているのはとにかく「実践的な専門性」。あとは外国人の仕事です。
実際、かなりの強者な「ビル清掃」人が日本人リーダーが二人と、あとは全員、日本語が達者な外国人ばかりという建物がすでにあります。
大都市ではケバブ屋さんやカレー屋さんなど外国人で起業する人もたくさんいて、たぶんその分、日本人の職場は少なくなっていっているのでしょう。

どうするんだろうと思います。

次に転職できる技量を身につけるのに「下手すりゃ10年」という感覚の人は珍しく、その日の面接が乗り切れるかどうかを心配するくらいがスタンダード。
でも、これからは、その時点の自分ではなく、少なくともこの10年くらいの生き様そのものが試されるような面接が主流になっていく…

とはいえ、高度成長期のマニュアル・レーバー全盛時代は付け焼き刃なアマチュアの方が歓迎されてもきましたからね。
ホントは面接や試験対策で乗り切れるほど「就業」って生易しいもんじゃないし、入社してから給料を払いながら会社が「働ける」ようにしてくれるっていう方がヘンだったんだと思います。

でも、それを当然だと思っている世代がいて、その世代がすでに人の親です。

当分、荒れるでしょうし、確かに中流は消滅に向かうでしょう。ただただ「自明の理」。流れです。

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