カリスマ

「共通項をくくっていく」という手法を全面的に否定するわけではありません。そういう手法でなければ解らないこともあるでしょう。でも「くくっていく」際に捨てられてしまったデータこそが個性であるということも、また事実です。

量的なアンケート調査などは、まさに「共通項をくくっていく」ものですが、そこから導き出された回答は誰にとっても「帯に短し襷に長し」という結果になるはずのものでもあります。人間は合理的に行動するものでも、合理的に生きていけるものではありませんからね。そもそも合理的な回答・結論で人のニーズや居心地などを量ろうとすること自体に無理があるのかもしれません。

そういうわけで、僕は、特にコミュニティなどの活性化は「ある感性」に任せてしまった方が成功の確率が高いのではないかと思っています。
ある団体にオーソライズが効くようでは「共通項」っぽいわけですし、故に行政主導は難しいでしょう。

たぶん、その町や村に降り立って自治体や商工会などの公的機関だけが元気というなら、あんまり先はないということなのでしょう。商店会だけが元気な商店街も同様です。
でも、小さな自治体だと、お役人なんだが、ちょっとした「カリスマ」みたいな方がいらして、その人がぐいぐい全体を引っ張っていっちゃってる場合もあります。商店街にも立志伝中の会長さんがバリバリ事業を打ち出しているところもあります。

いずれにせよ、ひとりのカリスマの存在感に拠るんだろうな。現時点でそういう人がいるかいないかが、運命の分かれ道だともいえます。

(「これから」だったら間に合わなかったりしますからね)

ただ、大きな自治体になると、さすがに「ひとり」では動かせません。一説に公選の市長さんでも市政全体の5%にも作用できないんじゃないのという意見があるくらいです。
そういうわけで、大都市の自治体には期待できないと思います。

大都市に限っては、街場の「私立」に元気があるかどうか。スターがいるかどうかが全てでしょう。

もう「みんな」とか「団体」の力が効くような時代ではありません。そういうものの非効率が目立つようになってしまった時代です。

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