個性的で多様な人々が出会い、インプロビゼーションやジャム・セッションが始まる。
そうすると、豊かな情報生産が始まる…面白い街なら経済的にも潤う。これが情報生産時代の地域振興策です。
別に大都市でなくても、風通しが良くて、故に居心地がよくて、豊かな出会いがあれば、東京から遠い「町や村」でも大丈夫。
情報生産者は、ネット環境があればどこでも仕事ができます。自然というご馳走がある分、そんじょそこらの大都市より「町や村」の方が有利かもしれません。
逆にモダンデザインに統一された街並みの中にチェーン店ばかりが目立つ街なら、大都市でもこの地域振興策はやりにくいと思います。
そして、ここが肝心なところですが
この振興策は「箱物」的な大規模投資を必要としません、つまり少人数の「私立」で始めることができます。たぶん、トライ&エラーも傷が浅くて済むでしょう。
コツは「内向きにならない」「やりはじめの途中から、情報発信する」「主宰者は多くてもロックバンド程度の規模に留める」その程度でしょうか。
あとは始めてしまって、お客さんとの出会いを待つ。
この場合、お客さんともセッションが始まる可能性もあります。