電車の中や、あるいはcafeなどで、コンピュータやpadを広げている人は一見イマドキっぽい情報生産者に見えますが、たいていは事務的に情報を処理していたり、何かを段取っていたりしている場合が多くて、つまり、実際は、工業生産的な仕事をオフィスの中では片付けられるず、オフィスの外まで持ち出さざるを得ないという人が多い…故に情報生産力やデザイン力としてスマートとは言いがたいわけです。
それより、ぼーっとしているように見える人。いかにもcafeでコーヒーを飲みながらホッとしているような人の方が、今、頭をフル回転させて情報を生産しているのかもしません。
もう、わかりませんね。見た感じじゃあ、仕事をしているのかどうなのかもわからない。
確実に言えることは、どこにいても暇さえあればゲームをしている人は「情報の消費者」だし、LINEの応答にかなりの時間を費やさなければならない人は、その分「情報の生産」にあてる時間を失っているのだろうということ。
そういうことは通勤の電車の中でも判読しやすいのだと思います。