やさしい住宅街に

ぶっ倒れてから、この方。あちらこちらとリハビリ散歩をしながら思うのは、いい意味で「油断している街」があるなということです。

防犯上の隙間もあれば、夜になれば家のなかまで見通せるような窓が開放されてる…たぶん、それで長年支障がないから、そういう状況が保たれているんだと思います。

昔からの下町風情のところというより、少し郊外に寄った、ある程度の歴史を重ねた住宅街…少し庭のあるようなお宅が多く、押し並べて建物は低層。坂が多かったりするし、その先に不特定多数が来訪するような施設があるわけではないから、確かに不審者が居にくい風情なんでしょう。でも頑強なセキュリティに護られている建物が林立しているわけではないから、どこかに温かみはあり、たまには、テレビの音や、お子さんの声、料理の匂いなんかもしてくるわけです。

邸宅が立ち並ぶ「閑静な住宅街」というわけでもないんですよね。もっと中流な感じ。でも。旧いお風呂屋さんが更地になったら3階建ての住宅10軒に化けたという感じもなく…そうだな、サザエさんの家があるような感じ。そういう街、セキュリティーがしっかりしたマンションが増えるのに反比例するように減少し、今は滅多になくなっちゃってるんですが、未だに「なくはない」んです。

これだけ歩いていて、東京や横浜に2カ所あるかないか…すでに「痕跡」になっちゃっている街も少なくありません。

でも「あるにはある」。

そして、こうした街も高齢化とともに浸食の危機には瀕しています。今、この貴重な「やさしい住宅街」の存続に、何かできることはないかと探しています(せっかくのみなさんを邪魔せずにね)。

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