堺屋太一さん的に言えば「知価」生産。つまり情報生産。
人件費の高騰とともに工業生産は海外に流出して、どこの国だって成熟期に入れば、みんなで一斉に工場で流れ作業という就業スタイルは過去のものになり、マニュアル・レーバーは外国人に奪われる。
そして、デザイン、文化・芸術、観光、技能、特許になるような工夫、学術的な研究成果などで食うようになる。
でも、そんじょそこらの技量ならパソコンにしてやられる。
そうした時代に、工業生産な教育を施され、工業生産な人材に仕立ててられた国民を、政府はどうするのか。
安倍さん、そのあたりには触れず…というか。時代の転換も念頭にないようでした。
つまり、政府や自治体は充てにならんということです。
彼らの言うとおりにしてたら、えらい目にあいます。
江戸幕府が終わるときも、勝手にやり始めた人の方が次の時代に生き残ったんでしょう。