ジャスト・フィット

あの頃の僕は音楽を演奏して生きていきたかったのかもしれません。

でも、仲裁役、調停役が巡ってきました。最初は出演順を巡って。あるいは、当時、ドラムはいいけど、エレキベースはまかりならんという公立のホールとミュージシャンの間に立って…

一方、案外早く行き着いたプロフェッショナルなスタジオ・ワークの場においても、やっぱり調整役。僕は演奏者ではなかった。そして、スタジオにいる間に着心地の悪さが気がかりになり「ああそうか。僕は純粋に音楽を創りたいわけではなく、街場で音楽がある『場所』がつくりたいんだ」と思うようになった…

(もちろん、その頃は『場所』の定義は不明瞭でしたが、今にして思えば『場所』だったんだと思っています)

そして、また調整役です。あるときは功名心からそうしましたが、たいていは誰もやる人がいないから仕方なく…。

少なくとも憧れたフィクションじゃないな。僕の視点も入っているんだけど、ほとんどが僕の意思ではないような…
でも、身近な世間や親に任せてしまっているわけでもないんですよ。そういうことには、これまでも(今も)ずいぶん逆らってきましたからね。

つまりドキュメンタリーだったんでしょう。それ以上でもそれ以下でもなく…

街づくりに行き着いたのもそう。
そして、結局、ジャスト・フィットだった…
あのとき、永遠に自分の脚でウチへ帰ることは無理かもと言われ、利き腕は動かず言語が取り戻せるかどうかもわからなかったのに、それでも仕事の方が待ってくれましたからね。

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