ヨコハマ

マニュアル・レーバーな人口が数百万と集まって、ヨコハマは工業生産時代の優等生です。郊外にもたくさんの人口を集積しました。しかし、それではデトロイトです。ヨコハマという工業都市の、ベッドタウンのように発達した周辺自治体があれば、その自治体にもかなりの影響を及ぼす…

とにかくヨコハマは情報生産時代に経済を成立させられる「回答」「実態」を持っていません。

ある人は「アップル呼んできたから大丈夫だろ」と言いました。それこそ工業生産時代の考え方です。

今も創造都市施策は進んでいますが建設期が終われば「管理」の時代に入るのは従来と一緒です。
あくまでも官製の施策ですからルールに縛られる…行政の手を離れ、民間人が継承するようになっても「はじまりが行政施策」なら、やっぱり風通しは良くないし、もともとお役所の我田引水から始まった事業は、街の生活者にとっては違和感でしかなく、つまり民間的な採算が取れない。そして実態に擦り寄るように事業はどんどん形骸化していく…パフォーミング・アートなダンス・パフォーマンスが盆踊りになっていく。最初から盆踊りをブラッシュ・アップしていこうとするような施策なら、この街がポートランドみたいになった可能性もあるかもしれませんが、こういう施策に絡みたがるお役人は成り上がったエリート。そして彼らこそハイ・カルチャーな嗜好。ロウ・カルチャーに胸を張ることはありません。

本来の創造都市は風通しがよく、多様な個性を持った人々に居心地を提供し、だから多様な出会いが情報の生産力を増すというもの。ハイカルチャーなアートやデザインを誘致しても、創造都市は始まりません。

でも、この街がデトロイトになって、自治体が崩壊し、行きがかりの地域企業が崩壊し、街の空洞化がピークに達し、つまりあらゆる障壁が取り払われれば、もしかしたら何かが始まるかもしれません。

デトロイトにもそんな萌芽がみられるそうです。自治体がダメになっても東京からの距離は変わらないし、人口が急に半分になっちゃうわけではないでしょうからね。

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