「食」の支配

敗戦直後、戦争終結によって輸出先を失い小麦余剰に悩むアメリカ合衆国政府は、その余剰小麦を消化するために敗戦であった日本を選びました。日本政府はアメリカ合衆国政府の指示、指導のもとに「全国食生活改善協会」を発足させ「栄養改善運動」を開始。1956(昭和31)年からアメリカ合衆国小麦栽培者連盟などの資金援助をもとに、栄養士を乗せたキッチン・カーを走らせ、全国2万カ所で小麦と大豆(油)を使ったホットケーキやスパゲティなどの粉食を広める「フライパン運動」を展開しました。

これが、かつて小麦粉のことを「メリケン粉(アメリカン粉)」と呼んだ所以です。ご町内に半部を接収された街で、占領軍から横流ししてもらったホットケーキ・ミックスを焼いて闇市で売っていた家に育ったオフクロはもうすぐ80歳なのに米よりパンが好きで、今も油ギトギトのパンを好んでいます。

(シナモンの効いたアップル・パイも好きだな)

もちろん、学校給食がパン食になったのもこのためです。僕も奥さんもパンが大好きです。

問題なのは、こういうことに無意識であることです。米余りでも小麦粉を輸入する不自然を少し真面目に考えてみればよかったのです。

安倍さんは、2015年の4月29日(合衆国東部時間)の米国連邦議会上下両院合同会議における演説で、こう言っています。

親愛なる、同僚の皆様、戦後世界の平和と安全は、アメリカのリーダーシップなくして、ありえませんでした。
省みて私が心から良かったと思うのは、かつての日本が、明確な道を選んだことです。その道こそは、冒頭、祖父の言葉にあったとおり、米国と組み、西側世界の一員となる選択にほかなりませんでした。

この国は正味なところ、どこまで独立国と言えるのか(かつて、この国を、アメリカ合衆国のための「不沈空母」だといった首相もいましたね)。ペーパー上は独立国でも、実質は植民地なのでは。CIAの支援を受けた兄弟が都合10年ほども首相をやってた国です(「不沈空母」といった首相だって在任期間4年かな)。

最近、言わなくなりましたけど、安倍さん「戦後レジームを終わらせる」と言っていたこともありますが、どうなんでしょう…まさかアメリカ支配を終わらせるって意味じゃないですよね。

だったから、何だろう「戦後レジーム」って。

単純に考えたらダブル・スタンダード、二枚舌っていうことでしょうね。国内向けには飴をしゃぶらせておくっていう…
とにかく、アメリカ合衆国向けの発言と並べて聞いた方がいいし、少なくとも僕らのために「良かれ」と思ってやってくれているとは考えない方がよさそうです。

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