メイン・ストリームにいるみなさん。つまり大多数が「彼らは私たちの代表だ」と思っているうちはいいのです。
でも、考えてみれば「フツウ」と同質の者が為政の立場に立てるはずもなく、また、立ってしまったら心身を病んでしまうような判断を連続的に求められる毎日で、たぶん、潰れてしまうと思います。
でも、政治家は、フツウと同質の人が為政の立場に立つ、つまり「私たちの代表であるところの自分」が役人と渡り合うんだというイメージをつくって選挙戦を戦います。特に戦後はそうです。
それ故か、有権者も多くの場合はそう思い込みます。
そして、大多数が「彼らは私たちの代表だ」と思っているうちはいい…
ただ、メッキが剥がれてしまえば、彼らは異質。そして少数。それがバレれば(仮に)どんなに正論を吐いても、今度は聞き入れてくれなくなります。
彼らは「頼むべき少数」を求めているのではなく、求めているものは「同質」。
いっしょに赤信号を渡ってくれる「みんな」です。