当事者として振り返る

結局。また戦争を呼び込もうとしているのは自分自身なんでしょう。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と「赤信号を無視して信号を渡ろう」としている自分を十分承知していながら信号を渡る…そういった自分に目をつぶる。
その自分が敗戦を終戦と称して加害を忘れる。
そして、あの満州国の建国に総務庁の次官として関わり、東条内閣の商工大臣であり、わけのわからない経緯でA級戦犯を許された人物を総理に担ぎ、GHQに対し「人体実験について固く口を閉ざし、何も発言しない」誓いを立てていた731部隊の高官たちを戦後の医学界の重鎮に立てたのでしょう。
みんなで目をつぶった。
そして、この体質は僕らに受け継がれている…

自分のことだけではありません。自分の親たちだって「生きていくため」という美辞麗句を拠りどころに「赤信号、みんなで渡れば怖くない」をやってきたはず。それが戦後だったはず。

安倍さんは明らかにお母さん経由でおじいちゃんの意向を継いでいます。
だって、もう一方のおじいちゃん(安倍寛氏:翼賛選挙に際しても東條英機らの軍閥主義を鋭く批判、無所属・非推薦で出馬し当選した)と彼はさっぱり重ならないから。

そして、そういうことは僕らにもあるはず。だからオヤジやオフクロの系譜をちゃんと調べてみる必要があるのでしょう。
大好きだから(あるいは尊敬しているから)オヤジやオフクロのいうことを丸呑みにするのではなく、忘れたいからなかったことにするのでもなく
淡々と冷静に振り返ること。

死者に鞭打つようなことになってもそうすること。

安倍さんや戦後を当事者として冷静に振り返るための第一歩はそんなところから始めるべきなのでしょう。

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