最近の僕は、なんらのイベント、アニバーサリーな日より、まったくの普段な日常が好きです。
とても心地よい…
でも、この、ありふれた「日常」こそが、実は壊れやすいものです。
なんの気なしに「日常」を過ごしているうちは気が付きませんが、この「心地よい日常」は一瞬にして壊れてしまうものでもある…
うちのオフクロは、ある日突然、我が家の目と鼻の先に外国の軍隊がやってきて、ご町内の半分が接収されてしまったという出来事を経験しています。
あの日のニューヨークだって、あっけなく「日常」は破壊されてしまった。僕と奥さんは2機目の突入の瞬間をテレビで観ていました。
天災だってあります。人間の「日常」なんて地球規模のエネルギーの前には、あまりに細やかでちっぽけなものです。
ガラスのような日常…
「日常」を大切にしましょう。
地球の思惑でどうとでもなる僕らの日常を、自ら首を絞めるかのように破壊することのないように。
イベントやテレビゲームの刺激の中に埋没してしまえば ある日突然、簡単に「日常」は「非常時」にすり替えられてしまうでしょう。
そんなことより「つまらない」と思っている「日常」を深呼吸して見つめ直してみましょう。
ただただ単調で、ストレスフルなだけではない「日常」の心地よさを発見できるはずです。
そして、心地よさを発見できれば、イベントはバカバカしくなり、戦争はとても憎たらしいものになります。