悲しいなと

地方と大都市の格差を埋めるために、「道路」が、「新幹線」が必要なんだと説明され、僕らはその因果関係を自分では理解できずに、ときの政府や為政者を信じて、それにGOサインを出しました。でも、立派な道路はでき新幹線は全国に延伸したのに、「限界集落」なんて言葉が生み出されたのはその後のこと。地方の過疎化以前よりひどい状況です。

つまり「地方と大都市の格差を埋める」は大義名分。政策の失敗ではなく、国民の税金でたんまり賂や企業も儲けが乗ってる「道路」や「新幹線」をつくって儲けようという人たちがいた。当時の政府や為政者を信じた有権者たる大人たちは、そういう人たちにまんまと騙された…

ただそれだけのことだったというわけです。

安部さんたちも、国民の平和な暮らしを守るために「軍備」が必要なんだと言っています。そして、僕らはその因果関係を自分では理解できない。

構造としては「道路」や「新幹線」と同じです。

どこの国だって「戦争をしよう」といいだし、開戦、参戦を決定するのは政府です。つまり、アメリカの国民が自分の意思で束になってかかってくるというのではなく、戦争はアメリア政府の意思で起こされ、アメリカ政府に、死刑だってありえる徴兵制で動員された無辜の人々が政府が支給する銃を持たされてこちら側を向されているだけだということです。あのとき、下町を焼き尽くしたナパーム弾だって、当時のアメリカ庶民が怒りに任せて開発した兵器ではないし、彼らの知識や実力で、そんなこと逆立ちしてもできなかったはず。みんな政府や財閥系な企業オーナーたちの思惑です。

つまり、外交でなんとでもなる。それでも戦争したいのは兵器を更新するためだし、復興景気で「もう一山」当てたいからでしょう。軍需産業は値切られることのない高額・高利益率な商い。道路や新幹線の比ではありません。

田中角栄氏らが綺羅星だった頃から30年以上が経過し、それでも、僕らが同じ轍を踏んで、今度は血税だけでなく、実際に「自分や、自分の子どもの命」までを差し出す…

そうしたことが現実になるのなら、僕らもそこまでだったということなのかもしれません。
それくらい、愚かな同意だし、愚かな無関心です。

悲しいなと思います。

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