「新卒」で「就社」して社会人に。明治製菓に就社すれば一生明治製菓の人。だから会社のことを「家(ウチ)」という…
これが、わが国の高度成長期にはスタンダードだったが、すでに過去のものになろうとしてる就業スタイルです。
え、過去のもの?
自分の周囲では、ぜんぜん現役。過去のものなんてウソでしょう…という方も少なくない。
でも、課長さん無用論が週刊誌で特集され、一方で職人芸として、組織的には一生平社員の部下なしの人が「高給取り」になったりすることが一部上場企業にこし珍しくなくなったことが「東芝の人」であるところの会社員の時代が終わりであることを如実に表しています。
個人的な判断力が収益に直結する時代に組織力は無力ですし、組織だからこそ誰が責任者だかが曖昧になります。
「鈍いだけかもしれないな」と、ちょっと自分を疑って、もう一度、周囲を見回してみましょう。
どんな大変化も始まりは静かなものです。だからたいていの人が逃げ遅れてしまう…
だから、もう一度。