引用

ふわっとあったかい

彼の場合、ライナー・ノートは、たいてい「ザ・バンドの2枚のアルバム、ジャニス・ジョップリン、サイモン&ガーファンクルなどのプロデューサーであり…」という「気鋭」な感じから書き出されてしまうことが多いんですが、この「ミュージック・フロム・ハーモニー・ファーム」という彼のソロ・アルバムは、まさにハート・ウォーミングな作品でね。ふわっとあったかい。このアルバムジャケットに全てが象徴されているような感じかな。

4107FZ9WGGL彼のアーティストとしての傑作はというと1970年に発表された「ジョン・サイモンズ・アルバム」があげられることが多くて、その頃は確かにちょっと「気鋭」な感じです。でも、この「ミュージック・フロム・ハーモニー・ファーム」の頃(1995年)になると、カドカドがとれて、もう丸くなっていてね。辛いところが全然ないんです。
ときどき、ひっそり日本にやってきて、神戸で20人くらいのお客さんで歌っていくこともあるらしい…今はそんな感じの人なんでしょうね。そういうお人柄が薫るアルバムです。

今のこの国生きていると、こういう「闘わない音楽」にどれだけ癒されるか…
「どの曲が」というより、このアルバムが流れている55分間がご馳走。そういうアルバムです。

John Simon 「Music From Harmony Farm」
ジェネオン エンタテインメント(1995)

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