私立の公共政策

今さら市役所の姿勢を正していても始まりません。「そうですね」と役所が悔い改めても、現況のお役人に「これから」の構想を立案し、采配を振るっていく実力はありません。仮に一人二人そういう人がいたとしても「フツウのお役人」たちが彼らの動きを封じるでしょう。仲間のスキャンダルをマスコミに売るなど朝飯前の人たち。そして「フツウのお役人」たちは延々と昨日までを繰り返していたい人たちです。

それに時間がない。

やっと「空家対策」の法律ができましたが、これとても(遅くとも)2000年代に入る頃には「一刻も早く」と問題提起されていたものです。しかも、空家をなくして更地にまではもっていけても、その後をどうするのか。今もって白紙です。

(1980年代末のバブルの傷跡はコイン駐車場になりましたが、そのビジネスモデルは崩れかけています。そして、その後をどうするかはまた白紙です)

だから、正義感ぶって、お役人あるいは役所の現状をただすようなことをいってもただの自己満足だし、僕は現法に定義されている範囲の地方議員に存在意義を見出せずにいます。それよりも、小さくてもいい、目立たなくてもいいから自分が先行事例になることでしょう。SNSなどが発達している今は、小さくてもそれが確実な未来を語るものとして共感されれば、どんどん伝播していく可能性を秘めている時代です。

シェアハウスやゲストハウスなどという事業モデルもインターネットを媒介にたくさんの後発事例を産んで、今はずいぶんと一般化してきました。お店のあり方というより、オーナーさんのライフデザインそのものが「そのお店」なんだなという事例も増えてきました。

行政に頼むのではなく、私たちで助け合う。「私立の公共政策」はあちこちで始まっています。

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