時間はつながっています

公園整備をしていると、必ずと言っていいほど小さな骨に出会うそうです。ある住宅再開発で地盤を1m掘り下げたら、そこには累々としたご遺体があった…そういう事例もあります。前の大戦から70年もたって、あの小さな島に、まだまだ供養もされないご遺骨がたくさん眠っている。それが沖縄戦という事実なのでしょう。

私は戦後生まれ、沖縄に親戚もいないから関係がない…

本当にそうでしょうか。

僕が小学生だったあるとき、僕は無邪気にアメリカの戦闘機のプラモデルをつくっていました。完成間際、うちのオヤジが、その戦闘機を手にとって「これが父さんを撃ったんだ」としみじみそう言いました。
オヤジの右側頭部にはアメリカ軍戦闘機P51ムスタングからの機銃掃射を間一髪逃れた銃創の跡がありました。大地に伏せて気がついていたらヘルメットに穴が開き、血だらけだったそうです。

時間はつながっています。僕らが生きて体験するのはその一部です。

1945(昭和20)年。うちのオフクロたちは上空にB29を見上げ、思いつきのように機銃掃射してくるP51の下を逃げ惑い。オヤジはそれらを迎撃していました。何かが少しでも狂い、どちらかが死んでいたら、僕はここにいない…

時間はつながっています。

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